大崎上島地域の海辺を守る会

Protect the seaside
本活動は、大崎上島町海域における藻場の維持・回復を図るために令和3年度に発足しました。アマモの種子採集や選別・播種作業等の藻場保全活動を地域や学校と連携して行うことで、海の生物を育てたり、環境をきれいに保つ役割を持つアマモ場の再生を目指しています。 また、藻場を守ることの大切さについて理解と関心を高めるため、環境学習や啓発活動も行っています。 構成員:大崎内浦漁業協同組合、町内住民、企業、小学校、中学校、高等学校 (計45名)

活動内容

Activities details

流れ藻の採取

毎年、梅雨の時期ぐらいから海にアマモの茎が流れてきます。その流れ藻を採取し、アマモネットという袋に入れて、秋まで腐らないように筏に吊るして保存します。(広島県に特別採捕の許可を得ています)

アマモ種子選別・播種

初夏に採取した流れ藻を海水で洗いながら、ザルを使って選別し、種子を拾い出します。 選別した種子は、漁船に積んで藻場の回復区域へ願いを込めて播きにいきました。

環境学習(大崎小学校4年生)

選別した種子の一部は、ピンセットを使って丁寧に紙粘土に植える作業を体験しました。 子どもたちは、思い思いの紙粘土に仕上げながら、アマモ場再生の大切さを実感してもらえたと思います。

モニタリング調査

年2回(5月と1月頃)、アマモの生育状況についてのモニタリングを実施しています。 潜水による調査で種の定着状況と生育状況を丹念に調べ、効果を検証しています。

取材報告

アマモ再生の活動について取材を受けました。
海に、種をまく-アマモ再生に向けて-

『島の漁師さんの暮らし – アマモと一年 -』
テレビ新広島さんとアマモ場の再生について、一緒に活動を行っています。
2024年11月 広島市内より約60名が参加され、アマモの種選別と播種を行いました🚌
「小さな種から海を再生」豊かな海を取り戻す“アマモ”の種まき 広島・大崎上島町
2024年3月 大崎上島の小学生が一人ずつ育てたアマモを海に植え付けました🌱
海のゆりかご「アマモ」を守る 豊かな漁場を取り戻す活動を小学生が応援。